UVカットアイテムの選び方と編集部のおすすめ12選

2023.07.05

BYYUMI

夏本番に向けて、そろそろ本格的に準備しておきたいUVカットアイテムをご紹介。

紫外線を浴びると肌にどんな影響があるの?

紫外線は、体内でビタミンDを生成して健康を維持する働きがあるため、ある程度浴びることが必要。でも紫外線を浴び続けると日焼けやシミ、シワの原因に。紫外線には波長の異なるものが複数あり、このうち「紫外線A波」と「紫外線B波」が肌に影響を与えるといわれている。A波は波長が長いため肌の奥深い真皮層に届き、シワやたるみなど光老化の原因に。B波は波長が短く肌の表皮にダメージを与え、肌が赤く焼ける「サンバーン」やメラニン色素が過剰に生成され肌が黒くなる「サンターン」、シミやそばかすの原因になる。

日焼け止めに書いてあるSPFとPA値って?

SPF値とは「Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)」の略で、「紫外線B波」を浴びて肌が赤くなるまでの時間をどれだけ伸ばせるかを示す数値。SPF1あたり約20分で、SPF50の場合は約20分×50=約1000分(16.6時間)肌が赤くなるまでの時間を伸ばしてくれる目安になる。
PA値は、「Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)」の略で「紫外線A波」を防ぐ防御力の目安。効果の度合いは「+」で表され、4段階まであり「+」が増えると防止効果が高まる。
日常使いではSPF20・PA+やPA++程度でもUV対策に有効。長時間、屋外で長時間スポーツやレジャーを楽しむときは、SPF50+・PA++++の最高値の日焼け止めを選ぶのがおすすめ。
数値だけでなく成分を見て選ぶことも大事で、肌が弱い人は「紫外線吸収剤フリー」や「ノンケミカル処方」と記載されたものがおすすめ。

目も紫外線で日焼けする?

目の角膜は紫外線を浴び続けると、炎症を起こし強い目の痛みや充血などの症状がでることもある。ひどいときには目の細胞を破壊して、白内障などの病気につながることがあるからサングラスで紫外線を予防することが大切。

頭皮への紫外線の影響は顔の約2倍?

頭皮は顔に比べて2倍近くも紫外線を浴びているという。紫外線によって頭皮は光老化し、薄毛や白髪、抜け毛などの症状の原因に。また、光老化が進むと頭皮が硬くなって血行が悪くなってしまうため、生えてくる神が乾燥しやすくなってしまうことも。帽子やスプレータイプの日焼け止めで紫外線をケアして。