「睡眠の質が下がる」 お風呂のNG習慣4

2022.04.19

毎日、しっかりと眠れている? 「眠れていない」と感じている人は、 実は入浴方法が間違っているのかも。実は、睡眠の質と入浴には深い関係があり、お風呂の入り方を変えるだけで、眠りに変化が出るんだとか。そこで今回は、お風呂のソムリエの松永 武さんに、睡眠と入浴の関係、睡眠の質を下げてしまうお風呂のNG習慣や、正しい入浴方法を伺った。

①熱いお風呂に入る

「夜に入浴する際、熱いお湯(基礎体温プラス6度くらいの温度)に入るのはNG。熱いお風呂は交感神経を優位にしてしまうので、寝る前はぬるめのお風呂(基礎体温プラス2度)に入ることをおすすめします」

②お風呂でスマホをいじる

「入浴中はとにかくリラックスすることが大切なので、スマホやタブレット、テレビなどを見ることはおすすめできません。目から入る情報はすごく脳を使うので、頭が活性化して休まりません。電子機器に限らず、頭を使ってしまうような本なども、避けたいですね」

③明るい照明の中で入浴する

「実は、明るい照明の中でお風呂に入るもあまりおすすめできません。お風呂場の電気は消して、できるだけリラックスできる環境を整えましょう」

④食後すぐに入浴する

食後は食べ物を消化するため、内臓に血流を集めることが必要です。しかし、入浴をすると全身に血流が回ってしまうので、消化が悪くなってしまいます。ご飯を食べたら、1〜1時間半は入浴を避けましょう。

正しい「入浴方法」

①寝る90分前にはお風呂から出ている状態にする
②お風呂の温度は、ぬるめ(基礎体温プラス2度くらいの温度)がベスト
③お風呂場の明かりを消しておくことも大切
④湯船に浸かる時間は15〜20分程度
⑤浴室内で体を拭く

バスタイムにおすすめのアイテムはこちら