「エッセンシャルオイル」の効果と取り入れ方

2023.05.24

BYYUMI

ディフューザーやアロマスプレーなど、私たちの生活の中で欠かせない香りのアイテム。香りの元であるエッセンシャルオイルについてもっと知れば、あなたの生活をサポートしてくれる心強い存在になるはず。今回は効果や取り入れ方をご紹介!

エッセンシャルオイルとは?

エッセンシャルオイルは植物の花や葉から抽出された天然由来の原液(精油)のこと。この精油を用いて、植物それぞれが持つ機能や香りを活かし心身のトラブルを緩和させていく自然療法のことをアロマテラピーという。香りや成分によって、自律神経を整えたり、リラックスさせたりと効果は様々。
よくアロマオイルとの違いが取り上げられるが、アロマオイルはエッセンシャルオイルに香料や無水エタノールなどが加えられた製品のことを指す。

エッセンシャルオイルの基本の使い方と効果

大きく分けて基本的な使い方は、「香る(呼吸によって鼻や喉の粘膜から取り入れる)」と「塗る(皮膚から取り入れる方法)」の2つ。どれも生活に取り入れやすいから、試してみて。

① 「香る(鼻の粘膜や呼吸から成分を取り入れる)」方法。

ハンカチやティッシュに垂らす
お好みのエッセンシャルオイルを1~2滴、ハンカチやティッシュに垂らす。
枕元や会社のデスク周りに置いて手軽に香りを楽しめる。

マグカップで蒸気を吸引する
お湯を入れたマグカップにエッセンシャルオイルを1~3滴垂らし、立ち上がる蒸気を深
呼吸するようにゆっくり吸い込む。蒸気とともに香りをすばやく広げることができる。
※蒸気を吸い込むときは、精油の成分が刺激する危険があるので、必ず目を閉じて行って。

② 「塗る(皮膚から取り入れる)」方法。

お風呂に入れて沐浴
お湯を張ったお風呂に1~5滴(半身浴なら1~3滴)入れる。
香りからも皮膚からも吸収できるため、心身ともにリラックスできる。

首や肩にタオルで湿布する
洗面器に張ったお湯に精油を1~3滴入れて、タオルを浸す。精油がついた面を内側に折り畳んで水気をしっかり絞ったら、首の後ろや肩にあてる。
 ※精油が直接肌に触れないように気を付ける。
ボディオイルにしてマッサージ
 ビーカーにアルガンオイルやホホバオイルなど植物油(30ml)に精油を1~6滴加えて混ぜる。

その他にも、掃除のとき雑巾に垂らしたり、洗濯のときに数滴いれるとスッキリした
気分で家事にも取り組める。ティーツリーやユーカリなど抗菌や殺菌作用のあるものを選ぶとなおいいかも。

エッセンシャルオイルの注意点

原液を直接肌につけない
商品のなかには直接肌につけていいものもありますが、
基本的にエッセンシャルオイルが希釈されていないので肌への刺激が強いので注意。
火気に注意する
精油は引火性があるため、キッチンなど火の元の近くでは気を付けて扱う。
精油を飲用しない
日本では一般的に精油は「雑品」に概要するため、医療品や食品ではない。
中には食品香料として販売されているものもありますが、基本的に飲むことや他の食品と
一緒に摂取することはおすすめできない。
子どもやペットには注意が必要
3歳未満の幼児は芳香浴以外の利用は避ける。また、動物は人間とは身体の作りが異なるため安易に使用してはいけない。

エディターおすすめのエッセンシャルオイル